ハマチョウについて
校長挨拶
今やること。それが明日へとつながる!
本校校訓は「誠実、愛情、進取」です。誠実、愛情はイメージできると思います。もう一つの進取とは、「自ら進んで物事に取り組むこと」です。これを本校では大切にし、一人ひとりが自ら挑戦できる場所づくりをしています。挑戦して成功することはもちろん素敵なことですが、本校としては、挑戦して”成長すること”をより大切にしています。皆さんと一緒に「食」を学び、「食」を楽しみ、「食の未来をつくる」ことをしていきたいと思っています。
沿革
調理師法が制定されたのが昭和33年のこと。学校教育として調理師の養成が始まりました。それより6年後の昭和39年4月、静岡県では2番目の調理師学校として生徒数15名の小さな学校「浜松調理師学校」が現在の浜松市中区木戸町で産声をあげました。
以来60年を越える長きにわたり、下記年表のように飲食業界を担う人材育成一筋に地道な歩みを続けてきました。初代校長、古田文子はもともと現在の磐田北高等学校の教員として女学校時代から教育畑一筋に歩んだ人物であり、平成元年には長年の教育活動に対し国から叙勲の栄を賜っております。
本校は教育者の作った学校として、最新の技術、知識を取り入れつつも、時流に流されることなく地に足をつけた教育に務めてきました。60年間で巣立った学生は5千人を超え、やがて6千人になろうとしています。最近では卒業生のお子さんが新入生として入学してくることも増えました。親子3代に渡る卒業生もおります。様々な分野で活躍する卒業生一人一人が本校の一番の財産だと思っております。
これからも5年後、10年後に花開くような未来を見据えた教育を実践してまいります。
明治 | ||
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15年 | 裁縫塾を開設。 | |
昭和 | ||
33年 | 4月 | 古田クッキングスクールを開校し、地域社会の料理教育を始める。 |
39年 | 4月 | 調理師法による調理師養成施設として厚生省の認可を受け、浜松調理師学校が発足。 |
43年 | 9月 | 浜松市高町105の5の新校舎に移転。 |
52年 | 3月 | 専修学校法による審査に合格し浜松調理師専門学校と改名。 |
53年 | 5月 | 浜松市広沢1の2の2に移転。 |
平成 | ||
元年 | 春 | 当時の校長古田文子は、55年間の教育功労により叙勲受賞。 |
2年 | 4月 | 製菓衛生師法により定められた製菓衛生師養成施設として、厚生省の指定を受け、調理師養成に併せて、製菓のプロフェッショナル育成を始める。 |
8年 | 4月 | 製菓科専用の第2校舎が完成し、校名を浜松調理師製菓衛生師専門学校と変更。 |
11年 | 11月 | オーストリア国立WIFI製菓学校(ウイーン郊外)と姉妹校提携。 |
16年 | 4月 | 校名を浜松調理菓子専門学校と変更。 |
25年 | 4月 | 開校50周年を迎える。 |
25年 | 8月 | タイ王国の国立職業専門学校3校と姉妹校提携。 |
28年 | 製菓衛生師科が開設25周年を迎える。 |
職員紹介
調理師、製菓衛生師は「自分を表現する」「物を作り出す」仕事です。「おいしいものを食べて欲しい、作りたい」そういう気持ちを大切に、思う存分自分を表現する技として身につけていきましょう。また、私はハマチョウの卒業生です。学生とともに様々な事に挑戦していきながら自分自身も成長していきたいと思います。
みなさんが日ごろから食べている和食。実はユネスコ無形文化遺産に登録されているのをご存じですか?ハマチョウでは実習と座学の両面から、日本料理をはじめ様々な料理や菓子の魅力を学び、調理師・製菓衛生師としての経験の礎を得ることができます。さぁ、食を通して大切な人の「美味しい」のお手伝いを始めてみませんか?
大学を卒業後、ハマチョウに勤務し、介護食士講座に長年携わっています。また、栄養学・食品学を中心に調理師科と製菓衛生師科どちらの科でも授業を行っています。何かを学ぶ・何かを成し遂げる・何かを楽しむ等にも身体の健康が資本です!「身体」を「心」を豊かにできる調理師、製菓衛生師を目指し、一緒に学んでいきましょう。
和菓子は視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚の五感で味わうことができることから「五感の芸術」とも称されています。和菓子には日本のアイデンティティが詰まっています。知ることで世界が広がり、挑戦することで可能性が広がる。どの道が正解かで悩むより、どこに行きたいかを決めればどの道でも行ける。さあ、ハマチョウで自分イノベーションを始めよう。
令和5年秋の叙勲 瑞宝単光章受章
楽しいことや嬉しいこと。辛いことや悲しいこと。人生生きていくと様々なことがたくさんあると思います。しかし、壁を乗り越える度に「強く成長した自分」になれます。何か困ったことがあれば先生方が力になりますのでともに乗り越え、夢や目標を実現するために、ハマチョウで「のびのびと実り多い学校生活」を送ってください。皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。
2023ジャパンケーキショー工芸菓子部門
シュガークラフト 連合会会長賞受賞(全国1位)
「お菓子を食べることが好き」そんな些細なきっかけからパティシエを目指してもいいと思います。ハマチョウではお菓子作りの楽しさ、魅力をたくさん伝えていきます。また、お菓子には食べておいしいだけでなく見て楽しむ工芸菓子もあり、工芸菓子はさらにお菓子作りの可能性を広げてくれます。今まで知らなかったお菓子の世界をハマチョウで楽しく学びませんか。
講師
氷工房にはし経営
ホテルクラウンパレス浜松
中国料理「鳳凰」料理長
美酒刺身処 魚魚一 主人
日本菓子教育センター副理事長/静岡県洋菓子協会会長/現代の名工
ジャパンケーキショー シュガークラフト部門連合会会長賞(全国1位)/シュガーツリー経営
静岡県洋菓子作品展 5年連続グランプリ受賞(史上初)/2019年ジャパンケーキショー 味と技のピエスモンテ部門 大会会長賞受賞(全国2位)/洋菓子1級技能士